2012年7月28日土曜日

大倉高原レポート№26 

大倉高原レポート№26 7月28日(土)

 昨日(27日)は、西丹沢の三国山と金時山へ行きました。三国山は、登山者も少なく(会った登山者は4人だけ)静かな山歩きが出来ました。
 金時山は、夏休みの学生さんで賑わっていました。ふだんであれば15時を過ぎますと山頂は、殆ど登山者がいなくなりますが、この日は、15時を過ぎても50人ほどいました。
 今日も大倉尾根を堀山の家まで往復しました。
 大倉高原には16時ごろ戻りました。キャンプ場には、二張りのテントが設営され、山小屋の泊り客は2名でした。
 麓の花火大会を見物後、20時10分ごろに下山しました。

大倉登山口

草刈がされていた

ウスタビガの繭

堀山の家

キャンプ場

大倉高原山の家

麓の花火大会

2012年7月21日土曜日

大倉高原レポート№25

大倉高原レポート№25 7月21日(土)

 昨日(20日)は、雨の中、秦野市内の里山へマヤランの写真を撮りに行きました。目立たない場所に2株咲いていました。
 今日もすっきりしない天気で、大倉尾根は霧におおわれていました。登山口のヤマユリは、ちょうど見ごろで、美しく咲いていました。大倉高原山の家にあるヤマユリは、まだ蕾で、開花は来週頃ではないでしょうか。
 以前から気になっていました、登りはじめの場所にある草花の名前がやっと分かりました。1年前には、調べて分かっていたのですが、すっかり忘れていました。登る前に戸川公園の県立秦野ビジターセンターに寄り、調べましたところ、どうやらムラサキニガナであることが判明しました。目立たない花なので、殆どの登山者は気がつかないか、興味のない花ではないでしょうか。私もすぐに忘れることから考えますと、大同小異です。
 いつものように観音茶屋に寄り、ミルクプリンとコーヒーを飲んでいますと、常連の田口さんが店に入って来ました。今日も塔ノ岳まで登り、いま下ってきたところです。いつもながら、その健脚振りには感心させられます。今年喜寿を迎え、一層元気になった感じがします。お話を聞けば、近いうちに白馬岳を予定しているということで、今日は、10キロ近い荷物を背負い訓練を兼ねた登山とのことでした。
 雑事場に来ますと、一層霧が濃くなり、フラッシュをたいても、写真は薄暗くなりました。駒止の下部で鹿を見ましたが、その写真はシルエットのようになりました。でも私は、この霧の尾根歩きは趣があり、好きです。
 14時に今日の目的地である堀山の家に到着しました。いつもならたくさんの登山者がベンチに腰掛、賑やかなのですが、この時は、誰も居ませんでした。静かな堀山の家でした。
 15時30分に下山。大倉高原には16時20分ごろ着きました。キャンプ場には、2張りのテントがありました。既に山小屋の夏目さんも来ていて、忙しそうにしていました。今日は、高校生のキャンプ合宿などが予定されていて、キャンプ場は賑やかになりそうです。

ヤマユリ

ヌスビトハギ

霧の登山道

シロバナイナモリソウ

堀山の家

ヤツワクガヒル

大倉高原キャンプ場

大倉高原山の家

2012年7月17日火曜日

大倉高原レポート№24 

大倉高原レポート№24 7月17日(火)

 昨日(16日)は、金時山へ。山頂は強風と霧で、寒いほどでした。
 金時娘の山小屋に入り、休んでいましたら、常連の高木さん(富士山のガイドもしている)と会いました。彼との話の中で、今日のNHK BSプレミアムで丹沢の放送があると、教えていただきました。
 家に帰り、NHK総合の19時のニュースを見ました後に、チャンネルをBSに変えました。番組のタイトルは、にっぽん百名山「丹沢」で、放送時間は、午後7:30~午後8:00でした。ガイド役は、丹沢を知り尽くしている東昭一さんで、ヤビツ峠から蛭ヶ岳までを案内しました。途中の塔ヶ岳では、写真家の石原永昌さんも、登場しました。この人は、大倉尾根の常連さんでもあり、時々、堀山の家でお会いします。最近では6月30日にお会いし、一緒に雑事場まで同行しました。
 テレビ撮影は、5月下旬ごろのようで、丹沢の新緑とトウゴクミツバツツジやゴヨウツツジなどが、映し出されていました。この放送をのがした人は、7月21日(土)午前7時45分~8時15分 に再放送されますので、是非、見てください。
 本日(17日)は、当初、山中湖を予定していましたが、如何いうわけか国道255号から国道246号に入る手前から渋滞していました。そこで急遽、進路を上り車線に変更しました。
 昨日、テレビで見ましたヤビツ峠方面へでも行こうと思いましたが、やはり近場の大倉高原を歩くことにしました。
 どうやら梅雨が明けたそうで、気温もぐんぐんと上昇していきました。車内の温度計の外気温は、35℃を表示していました。
 大倉口を登り始めてすぐに汗がだらだらと流れてきました。途中、常連の山川さんと田口さんに会いましたが、疲れた様子もなく、元気そのものでした。どこにそのようなパワーがあるのでしょうか、本当に感心します。
 右回りで登り、雑事場で小休止、その後、大倉高原山の家に行きました。
 水道の二つある蛇口からは、いきおいよく、冷たい水が出ていました。手と顔を洗い、すがすがしい気分になりました。14日(土曜日)に夏目さんと行った水源地を思い出しました。まさに恵みの水です。大倉高原の大観望からの眺めも最高でした。

ヤマユリ

大倉高原

大倉高原キャンプ場のベンチ
 
大倉高原山の家

大倉高原キャンプ場

2012年7月14日土曜日

大倉高原レポート№23 

大倉高原レポート№23 7月14日(土)

 朝方まで雨が降っていましたが、出かける頃はやんでいました。
 秦野ビジターセンターに寄り、登山道の大雨による被害状況などを聞きました。まだ、現地調査に職員さんが行っているとのことでした。私は、昨日、西丹沢の西沢と用木沢の状況を見に行きましたが、無事であったはずの最初の木橋が、もう今日は、落ちていたとのことでした。日々変化する山の状況は、出来るだけ早く情報収集し、登山計画を立てたいものです。西丹沢自然教室や各ビジターセンターに問い合わせますと、最新の情報を得ることが出来ます。是非、活用してください。
 11時頃から登り始め、いつもの観音茶屋に寄りました。今日は、登山者が少なく、平日以上に静かでした。三連休なので、各地の行楽地へ、出かけたのでしょうか。車で来るとき、国道246号は、いつもより混んでいました。茶屋の重田さんに聞いても、登山者は少ないとのことでした。
 雨上がりと蒸暑さの所為か、ヤマビルが出ていました。さされませんでしたが、数匹、活発に動いているヤマビルを見ました。雑事場辺りに来ますと、ヒルは少なくなりますが、コースから外れたりしますと、いますから注意が必要です。
 堀山の家に、13時30分頃、到着。ちょうどナッちゃんが、外の椅子に座って、手仕事をしていました。私の今日の山行は、この堀山の家が終点です。
 15時に下山し、大倉高原に向かいました。キャンプ場に着きますと、1張のテントが張られていました。その後、テントは3張りになりました。
 大倉高原山の家は、閉まっていました。時間を見ますと16時。水道は、思ったとおり昨日からの大雨の影響で、止まっていました。僅かにポタポタと垂れている程度でした。キャンプの登山者のボトルなのか、赤いボトルが、一つ置いてあり、僅かな水を溜めていました。
 16時過ぎに小屋を後にして、下って行きますと、前方から夏目さんが登ってきました。まだ、小屋に近い場所であったため、私は一緒に戻ることにしました。その後、水道の修理に同行してくれと夏目さんに言われ、二人で水源地に向かうことになりました。以前、私はこの水源を目指し、一人で行きましたが、急傾斜の獣道のような道が続き、途中で不安になり、戻った経験があります。そのようのことから、少し嫌な感じがしましたが、夏目さんの日ごろの苦労を知るためのよい機会と、同行を決断した次第です。
 ここからは、水源地同行記になります。
 大倉高原山の家の水道は、駒止茶屋方面の沢から敷かれています。一ノ沢という場所です。駒止茶屋の少し上に、一ノ沢の三等三角点がありますが、この付近の西側下部にある沢です。一ノ沢から大倉高原までの水道の距離は約2kmです。
夏目さんと、16時半ごろ小屋をスタートしました。ヤマビル用の塩も1キロほど持参です。私は、いつも携行している食卓塩がありますが、夏目さんは、それでは足りないとアドバイス。とりあえず事前に自分の靴にふりかけました。水道は、見晴茶屋を経由して、一ノ沢に続いています。途中、見晴茶屋(ここもこの水道を利用)に寄り、これから水源地へ行くことを告げますと、既にこの小屋の三人が20分前に向かっているとのことでした。二人で後を追うことになりました。
 この水道のルートは、なにしろ獣道のような急斜面を辿る道で、油断をしますと滑落する危険があります。そして、この時期は多数のヤマビルが、待ち構えています。私も靴に塩をたっぷりと振りかけたのですが、中間地点あたりで、二匹足にのぼってきました。少し足に違和感があったので、ズボンの裾を捲ってみますと、既に入り込んで血を吸う寸前でした。急いで、指で摘み、取り除きました。少し遅ければ、やられるところでした。
 沢は雨が降った後なので水量が多く、久しぶりの沢登り体験になりました。現場には、既に3人がいて、外れたパイプの補修作業をしていました。既にあたりは薄暗く、復旧作業もたいへんでした。フラッシュをつかい写真を撮りましたが、それでも暗い感じです。
 夏目さんも加わり、作業は30分ほどで終わりましたが、パイプが折れていたので、応急処置となりました。
 帰路は、5人で賑やかになりました。途中、急斜面をのぼり、空気抜きも行われました。
 他の4人の手や背中、足などに血が滲んでいました。ヤマビルにやれなかったのは、どうやら私だけだったようです。それだけ、仕事をしなかったという証でしょうか。
 私は、夏目さんに見送られ、19時に大倉高原を後にしました。暗い登山道を下っていきますと、前方から大きな荷物を背負ったヨリさんが登って来ました。先週に続き、本日も大倉高原でのテント泊とのことでした。

マルハナバチとホタルブクロ

行者ヶ岳

三ノ塔

堀山の家

大倉高原キャンプ場

大倉高原山の家

水源地の補修作業

同上

水道途中の空気抜き作業

2012年7月8日日曜日

大倉高原レポート№22 

大倉高原レポート№22 7月8日(日)

 今日は、4時に起床し、秦野市内の里山へ。タシロランを見に行きました。
その後、大倉高原へ。まだ早朝でしたので、観音茶屋も大倉高原山の家も閉まっていました。
 少し周辺を散策し、時間をつぶしました。7時を過ぎてから、また、大倉高原に戻りました。
 夏目さんと泊り客の松井さんは、既に山小屋の前にいました。三人で朝食、その後、夏目さんは水道補修のため一ノ沢へ。
 私は、11時半頃まで山小屋に居て、その後、金時山へ行きました。

タシロラン

コアジサイ

ジガバチソウ

2012年7月7日土曜日

大倉高原レポート№21 

大倉高原レポート№21 7月7日(土)

 10時半から登り始めました。天気は今にも降りそうな感じでした。
 登山口に西山林道通行止めの看板が出ていました。先の台風4号で林道の一部が崩落したようです。
 天気の所為か、平塚の七夕の影響か、いつもより登山者は、少なめでした。
 観音茶屋も、お客さんは誰も居ませんでした。私は、いつもの牛乳プリンを食べながら重田さんと20分ほど雑談、その後、また歩き始めました。雑事場に来ますと、山川さんが下山してきました。一本松手前では、常連の田口さんにも会いました。
いつもなら、堀山の家で折り返すところですが、時間を見ると12時頃なので、今日は、戸沢の分岐まで足を伸ばしました。分岐のところに、サルナシの花がたくさん咲いていました。
 13時過ぎに堀山の家に戻り、ここで昼食をとりました。ヒゲさんと30分ほど雑談し、下山しました。
 大倉高原には、15時頃着きました。まだ、夏目さんは来ていませんでした。昨日の雨で、水道がまた不通になっていました。前にも述べましたとおり、この水道の維持管理はたいへんです。台風でなくても、少し強い雨が降っただけでも、このように不通になってしまいます。冬場は凍結です。夏目さんの苦労が分かります。
 大倉高原を後にして、観音茶屋まで下って来ました。また、ここで休憩し、コーヒーを飲んでいますと、夏目さんが、登ってきました。まだ、時間も早いので、また、大倉高原へ戻りました。その後、夏目さんのところでも、お茶を飲み、雨宿りをしながら雑談。18時に下山しました。

 本日見ました花は、ホタルブクロ、ヨウシュゴボウ、ウツギ、ギンリョウソウ、ミヤマイボタ、オトギリソウ、オカトラノオ、サルナシ、ヤマオダマキなどでした。

大倉高原キャンプ場

ヤマオダマキ

サルナシ

ウツギとアサギマダラ