2012年5月31日木曜日

大倉高原レポート№14 

大倉高原レポート№14 5月31日(木)

5月29日、ヨリさんからメールが入り、31日に出版社の大倉高原キャンプ場への取材があるので、都合がついたら来てほしいとのこと。
 当日、早めに自分の用事を済ませ、大倉高原へ向かう。
 現地に12時到着。周辺を散策する。そのうち夏目さんとヨリさんが登ってきました。
その10分後には、10人近い取材班も到着。早速、キャンプ場での取材がはじまりました。いろいろな形状のテントが設営され、アウトドアのロケーションが、短時間で完成。そのうち写真撮影もはじまりました。取材には、夏目さんとブログ担当のヨリさんが対応し、スムーズに進行しました。
 取材終了後は、のんびりと三人で、コーヒーブレイクとなりました。いつもの美味しいブルーマウンテンを飲みながら、話題は、大倉高原の利用者拡大と、その対策となりました。今日は、バーベキュー用のコンロも搬入され、新サービスの提供にも話が発展しました。

周辺散策で、本日見ました草花などは、次の通りです。
斑入りのテンナンショウを見る
タケニグサが、来るたびに大きく成長している。
ベッコウバチの仲間と思われる虫を見る。
観音茶屋の軒下で、ユキノシタが可憐に咲いていた。
イチヤクソウの蕾もだんだんと膨らんできている。
キャンプ場のヤマツツジは色も褪せ散り始める。
ササバギンランの大物を見る。丈は30センチほど。
山の家の前に咲くノイバラが満開になる。
ヤマユリも順調に育っている。
サイハイランの花芽が伸び、後は咲くのを待つのみ。

観音茶屋の観音様

観音茶屋のユキノシタ

ササバギンラン

大倉高原山の家

キャンプ場

2012年5月27日日曜日

大倉高原レポート№13 

大倉高原レポート№13 5月27日(日)

 夜中の3時に起床して、西丹沢自然教室へ。この日は、西丹沢の山開き式が自然教室前で行われました。現地に4時頃着きましたが、既に駐車スペースは、僅かに残っている程度でした。開山式は8時からとり行われ、今年の山の安全を祈願しました。
 山開き式の終了後、私のこの日の当初計画では、ツツジ新道を登り、ゴヨウツツジを見に行く予定でしたが、今年は、花の付が良くないとの情報を得ていましたので、計画を変更して、近くの一夜石を見に行くことにしました。一夜石は、東沢の支流である石棚沢の入り口付近にある巨石で、地元の人の言い伝えでは、ある豪雨の日に、一晩で埋まっていた大石が、出現したとのことです。この石の存在は意外と知られていません。
 11時ごろに早いお昼を箒杉茶屋でとり、その後、大倉高原へ移動しました。
 いつもの観音茶屋にも寄り、特製のおいしいプリンを食べました。重田さんと少し雑談してから、右回りで大倉高原へ向かいました。キャンプ場には、2張りのテントがありました。キャンプ場の展望ベンチに腰掛、ここからの眺めを堪能しました。頭上にはヤマツツジが咲き、野鳥の鳴き声を聞きながら10分ほど、この場所で休憩しました。その後、山の家に行き、いつものように夏目さんが入れてくれたコーヒーを飲みながら、居合わせた3人の登山者と歓談しました。
 16時に下山。
 この日見た草花は、ヤマツツジ(標高の低いところから散りはじめ)、マルバウツギ、コゴメウツギ、麓ではニセアカシア(和名はハリエンジュ、針槐)が見ごろ、その他、ササバギンラン、キンラン、サイハイラン(花はこれからですが、花芽を伸ばしていた)などを見ました。
 小屋のテーブルで、コーヒーを飲んでいたとき、アサギマダラが飛んできました。カメラを向けると、ひらひらと何処かへ飛んで行ってしまいました。この日は、アカタテハも見ました。この蝶は、葉に止まってくれたので、写真を撮ることが出来ました。

西丹沢の開山式

同上

同上

一夜石

ガクウツギ

アカゲラ

2012年5月20日日曜日

大倉高原レポート№12 

大倉高原レポート№12 5月20日(日)

 午前中は、梶本さん主催の餅つき行事に参加しました。家族連れの参加者もいて、たいへん賑やかでした。つきたての美味しいお餅をたくさんいただきました。自然の中での餅つきは、最高でした。梶本さん、ありがとうございました。息子さんの特別参加もあり、楽しい餅つきになりました。
 午後からは、秦野ビジターセンターに寄った後、いつものように大倉尾根を歩きました。途中、観音茶屋に寄りますと、先客に、頼さんがおりました。話題の中心は、やはり今日の餅つきになりました。

 観音茶屋で、旨いプリンを食べた後、大倉高原へ。頼さんと一緒に向かいました。途中、ヤマツツジやマルバウツギの花が咲いていて、目を楽しませてくれました。

 山の家に着きますと、いつものように、夏目さんに美味いブルーマウンテンを入れていただき、テーブルで味わいました。
 夏目さんが、大切に保護していますキンランは、まだ見ごろでした。

マルバウツギ

フタリシズカ

コゴメウツギ

斑入りテンナンショウ

2012年5月13日日曜日

大倉高原レポート№11 

大倉高原レポート№11 5月13日(日)

 秦野ビジターセンターに寄った後、午後から大倉高原に向かいました。今日は登山者が多いとみえて、登山口の道路脇に、たくさんの車がとまっていました。
 途中、ヤマツツジとウツギの花が咲いていて、目を楽しませてくれました。
 分岐のところからは、右回りで登って行きました。次から次へと登山者が下山して来て、挨拶も億劫になるくらいでした。雑事場のところにもたくさんの登山者が休んでいました。
 キャンプ場は、テントがすべて撤収された後なのか、それとも利用者がいなかったのか、分かりませんが、意外と静かでした。このキャンプ場に新しく出来たテーブルに一人腰掛けて、ここからの美しい眺めを堪能しました。上空には、パラグライダーが、優雅に飛んでいました。
 山の家に着きますと、夏目さんがテレビのアンテナの向きを調整していました。山なので、微妙な角度で受信状態が変わるようです。
 いつものように、安くて美味いコーヒーを夏目さんに入れていただき、テーブルでのんびりと、味わいました。
 近くのオオシマザクラの木の上でイカルが鳴いていて、はじめのうちは、姿がみえませんでしたが、そのうち近くに寄ってきました。早速、写真に撮りました。コーヒーを飲みながら、近くに野鳥が飛んでくる場所は、めったにないと思います。恐らく野鳥もこの場所が気に入っているのでしょう。野鳥のほかにも、ミヤマセセリも飛んできました。隣のテーブルには、ナナフシモドキの幼虫が2匹いました。いながらにして、自然観察が出来るのも、この場所ならではと思います。

エビネ
 
キンラン
 
上空のパラグライダー
 
ミヤマセセリ
 
イカル

ナナフシモドキの幼虫

2012年5月12日土曜日

大倉高原レポート№10 

大倉高原レポート№10 5月12日(土)

 午後から大倉尾根を歩きました。観音茶屋は、お客さんで賑わっていましたので、素通りし、見晴茶屋へ向かいました。見晴茶屋は、静かで客は、私一人でした。コーヒーを飲み、10分ほど寛ぎました。そのうち、若い女性が二人、ボッカ駅伝の練習を終え、戻ってきました。今日は、ボッカ駅伝の練習と思われる登山者にたくさん会いました。
 駒止茶屋を過ぎたところで、急に雹が降ってきました。雷鳴はありませんでしたので、大きな桧の木の下で、5分ほど雨宿りしました。雹の地面からの跳ね返りで、ズボンの裾がひどく汚れました。このようなときはスパッツが必要です。
 やっと堀山の家に着き、安心しました。ヒゲさんはお客さんの応対で忙しそうでした。父上がお客さんの注文に応じていました。その後、私と雑談。なっちゃんは、午前中仕事で、まだ登ってきてない、とのことでした。

 16時近くに大倉高原山の家に戻りました。夏目さんは、まだ来ていませんでした。 
 帰路、観音茶屋の手前で、登ってくる夏目さんに会いました。

 本日見ました草花は、ヤマツツジ(咲き始め)、ホタルカズラ、キンランなどでした。

ヤマツツジ
 
ホタルカズラ
 
エビネ
 
突然の雹
 
痩せた鹿

2012年5月6日日曜日

大倉高原レポート№9

大倉高原レポート№9 5月6日(日)

 午前中は、弘法山周辺を散策しました。
 菩提の和菓子屋で作りたての柏餅を買い、午後から大倉高原へ向かいました。
 いつものように観音茶屋にも寄り、オーナーの重田さんと雑談、ちょうど若い登山者も店にいましたので、話もはずみました。彼とは2回目の再会でした。昨日から丹沢に入り「みやま山荘」に泊まり、下山してきたとのことでした。コイワザクラやキクザキイチゲ、美しいバイケイソウの若葉などを見てきたとも、言っていました。
 観音茶屋を出てから直ぐに、前方から山川さんが下ってきました。10分ほど立ち話をしました。山川さんは大倉尾根をこよなく愛し、このルートを歩いていますと、必ず出会う人です。いつもニコニコして、挨拶をしてくれます。
 往路は右回りで行きましたので、見晴茶屋で一休み。ちょうど酒井さんらが、茶屋のベンチ前にある大きな木の根を掘り出しているところでした。私は、コーヒーを飲みながら、それを見学しました。
 見晴茶屋に30分ほど居て、大倉高原に向かいました。雑事場を過ぎ、キャンプ場のところに来ますと、男性が一人、ハンモックに横たわり、寛いでいました。
 大倉高原山の家に着きますと、ちょうど夏目さんと、頼さんがおりました。早速、先ほど買ってきた出来立ての柏餅を食べながら、歓談しました。
 今日も夏目さんが入れてくれたブルーマウンテンは最高でした。
 本日見ました草花は、ウマノアシガタ、クマガイソウ、キランソウ、タチツボスミレ、ヤマルリソウ、シュンラン、キンランなどでした。
 大倉高原に来たことで、今日も充実の一日となりました。

キンラン
 
ササバギンラン
 
エビネ
 
クマガイソウ